にちプチ 【Nichi-Petit】

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【虚無感】スマホゲームのサービスが終了した

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 『ポケモンGO』が配信されて瞬く間にその流行に乗っかっちゃった僕ではあるが、その反面不安もある。ネットワークを使ったゲームっつーのは、メンテナンスする人たちがいて初めて成立する。

それが家庭専用機との違いなんだけど、僕は一度だけ手を出したスマホゲームがサービス終了という憂き目に遭ったことがある。

 

 その時の虚無感ったらもう「俺の時間を返せええええええ!!!」だね。

ぶつけようもないこの怒り。配信元に怒っても、もう詫び石的な何がしかをもらえるわけでもなく、ただ喚くだけの迷惑な人でしかないのである。

 

 

『騎士とドラゴン』というゲーム

 僕が元職場の先輩に勧められて始めたのがこのゲームなんだけど、最初はどんなゲームも導入部分(チュートリアル)がだるいもの。「レベル上げめんどーい」と最初は1週間に1回その画面を開けば多いくらい。

 

 ある時仕事の休日出勤で、待機時間がとても長い時があった。もちろんパソコンなんかのの暇つぶしに乏しい職場だったので、いじるものと言えばスマホしかなかった。

あーまとめサイト見あきたー。ニコニコ動画も見あきたー。やることが何にもないー。

 

 そんな時また騎士ドラのアイコンが目に入って、「まぁ、今なら・・・」という感じで再び始めることにした。最初のレベルから大してやっていないから最初はレベルが上がる上がる。

なんか、小学校の時にRPGを始めた感覚を思い出して遅ればせながらハマってしまった。

それからはもう毎日毎時間騎士ドラ。このゲームには闘うのに「げんき」というメーターがあって、それがなくなると貯まるまで待っておく。そのくりかえし

 

 その過程で強力な武器を手に入れたりして合体させたり、強化していくわけなんだけど、ハマりだすとこれらがとても楽しくなる。特にこのゲームのイベントは太っ腹で、非課金でも課金勢とそれほど差がつかないようなゲームシステムだった。

 

 だから僕はとにかくイベントの時間を細かくチェックし、「しっかりみんなに追いつかなきゃ!」ととにかく頑張った。

そして強力な武器と強力な必殺技を獲得した僕は、さらなる高みを目指して闘って闘って闘いまくった。

 

突然のサービス終了宣言

 初めて半年~10か月近く経ったころかな? 騎士ドラのホームページを見ると「騎士とドラゴンサービス終了のお知らせ」と。

え? え? どういうこと? 終わったらどうなるの? 僕の武器は? 僕の必殺技は?

スマホゲームの恐ろしさがここにあった。あれだけ時間を使って攻略してきたゲームが、運営の「サービス終了!」の一言で完全に無になってしまうのだ。

 

 これが家庭用機ならば「生産終了しました」というだけで、中古でも出回るし持ってさえいればいつでもプレイできる。

でもね、騎士ドラはちがうの。もうログインすらできない。自分の育ててきたキャラクターはサーバーの不要データとしてどっか行っちゃうの。悲しいね

 

続編決定というぬか喜び

 僕はその急な終了宣言に大いにガックリきた。しかしその終了メッセージには続きが。

『騎士ドラ』は終了するけど続編に『ドットファンタジア』というタイトルが控えているらしい。しかも、その続編は『騎士ドラ』であるイベントをクリアすれば、優待特典として何かしらの特別扱いを受けられるらしいのだ。

 

 僕はそのために頑張った。「続編はしっかり頼んだよ」という気持ちを込めて、イベントをクリアしまくった。晴れて優待特典をゲットした僕は、続編を今か今かとワクワクして待ち続けた。

 

 そんなある日の「ドットファンタジア開発中止のお知らせ」という掲示。

 

 

なああああああんんだよおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!

 

あれだけ使ってきた時間も、ワクワクしていた心も、優待特典もすべて打ち砕かれた。

なんでっ・・・! 何で俺だけこんな仕打ちをっ・・・!

 

 

僕らが金を出して買ってるのはアイテムではない

 ネットワーク系のゲームにおいて、勘違いしている人が多いのはこの点である。
大体のネトゲには、そのゲーム内で価値を持っている「通貨」が存在する。

それは更にゲーム中でアイテムを購入するための資金となり、それを得るためにはゲーム内で一定条件を満たして獲得するか、現実世界での「円」を払いその通貨に変換する。

 

だがよく考えてほしい。

その皆さんが現実世界で労働するなりして得たお金は、決してそのアイテムを購入するために使っているわけではない。

 

例えばそのゲームが赤字続きでメーカーが見限って終了させたとする。

すると当然僕らはアクセスできなくなり、そのゲームを起動することはできなくなる。

するとどうだ、実際の金を出して買ったアイテムは手元にすら残ってないではないか。

 

そう、ゲーム自身が終わってしまえばそれまで手に入れた経験値、レアアイテム、ゲーム内順位の全てが意味のないものに変わってしまう。

変わってしまうというより、消滅するといったほうが正しいかもしれない。

 

現実世界であれば一度購入したものであれば、保証期限の切れた電化製品でも使用し続けることができる。しかしネトゲではそれができない。

薄々分かってきたかもしれないが、僕らがゲームに「円」を課金して得ているものは通貨でもアイテムでもなく「その瞬間の満足感」なのである。

 

現実世界に準えるならば「占い」なんかに近いものがあるが、その占いでさえ自分の生活の糧となる情報を含んでいることがあることから、まだ有用であると思われる。

 

形のない「財産」といえば聞こえは良いが、なんとも虚しい終末ではないか。

幸い前述の『騎士とドラゴン』には100円しか課金していないのでそこまで心のダメージは無かったのだが……

 

 

 

あの時間はもう戻ってこない

 あのプレイしていた時は本当に楽しかった。全国の仲間と切磋琢磨して自分が強くなっていくのを感じた。しかしそれは、そのゲームのサービスの中だけでの話で、それを知らない人からは何の価値もないのだ。

 

 それに気づくまでとても多くの貴重な時間を僕は消費した。

その時間を使って現実の自分を成長させる色々なことができたのに、それを疎かにしてゲームをやり続けた。

 

 それに気づいた時から、僕はゲームに時間を割くことを止めた。

ゲームは相変わらずやる。しかしそれをやるために生活時間のほとんどをささげるようなやり方はもうやめた。

『ポケモンGO』を僕は配信日に即ダウンロードしたが、絶対攻略サイトなど見ない。

そんなものを見れば、またムラムラと競争心が湧き、何としてでもポケモンを捕まえようと頑張ってしまうだろう。

『ポケモンGO』のサービスが終了するなんていう心配は今のところしていないが、外国人のように「ポケモンマスターになる旅に出る」なんてことをやる気にもなれないし、プロのゲーマーのようにそれを生業にする情熱もない。

だからこそ、せめてやるならライトな楽しみ方で自分の時間を大切にしつつゲームも楽しみたいなあと言う所存です。

 

www.nichi-petit.com

 僕にはこれくらいのユルさが一番合ってるんだなー