にちプチ 【Nichi-Petit】

日常のプチ情報やプチンときたことを書きなぐるブログ

敗北を知りたい…『バキ』最凶死刑囚強さランキング

スポンサーリンク

 バキシリーズの中でも屈指の人気を誇る「最凶死刑囚編」

今までの『グラップラー刃牙』は人獣関係なく純粋に強さを競い合う格闘漫画であったものの、本編ではダーティーな闘いを繰り広げるちょっと大人な展開も垣間見ることができます。

もうね、死刑囚がとにかく汚い。勝利するためには手段を選ばないその執念は尊敬の念すら感じます。なのに敗北したがっているというサドなのかマゾなのかよくわからん性癖。つくづく御し難い

 

しかしこの名編でとても心残りだったのは死刑囚同士でのファイトが見られなかったこと。多少の衝突はありますが邪魔が入ったり片っぽが行方不明になってノーカンだったり、一方が満身創痍だったりと、いまいちワクワクに欠ける内輪揉めでした。

 

そこで僕は思う。

各々がベストなコンディションだったら誰が強いんやろか……と。

死刑囚含む闘技者は行住坐臥(ぎょうじゅうざが)全てが闘いであり、ベストなコンディションなどあり得るはずもない……

 

それはわかっとるけども!!

それでも見てみたいんじゃーーーー!!

 

ということで僕の独断で最凶死刑囚の方々に闘っていただくことにしました。

ルールは死刑囚らしく「禁じ手無し」。色々なシチュエーションを総合的に見て誰が一番強いのかを考えていきます。

 

というわけで、ファイッ!!!!

 

第5位 シコルスキー

出典:『バキ』第一巻

 

 永久凍土のシベリアからはるばると。

日本の男子中高生が大騒ぎしそうな我が国的にはユニークな名前ですが見た目はそれほど派手ではありません。むしろ地下闘技場辺でモブやってるか、ロブ・ロビンソンの影武者でもやってそうなくらいの地味地味星人であり、能力は平たく言うと「超握力」という作中屈指の人気を誇る花山薫と丸かぶりな上、死刑囚の中で一番みっともない敗北宣言「カンベンしてくれぇ! オレが悪かった!!」で締めくくったハイパーヘタレマン。

 

そんな彼の武器はその握力から繰り出される一本拳を使った斬撃技にも似た血生臭い攻撃。斬れ味は「紐切り鎬」こと鎬昂昇ほど鋭利とまではいかなくともかなりの手練。

最初の登場は華々しく、普通の人間ならしがみつくことすらできないロケット発射口の壁面を素手のみで登ってみたり、地下闘技場で人間離れした身体能力を見せつけたアレクサンダー・ガーレンを無傷で屠ったりと無類の強さを誇ってみたかと思ったら、老獪なる人間力を見せるアントニオ猪狩一味を謀った上嬲りものにする残酷さを持ち合わせているのに最後の締めがよろしくない。カンベンしてくれぇ!

 

しかしながら彼がジャック・ハンマーと戦った際に発した「ダヴァイッッ(来い)」というセリフは烈(妄想)の「救命阿(ジュウミンア)」と共に読者の心にインパクトのある外国語として強く突き刺さっているのでキャラとしては大成功なんじゃないでしょうか。ITEっ

 

強さ的には地下闘技場戦士でいうとアイアン・マイケルくらいの強さという印象。

派手なダメージ演出はあれどそれほどスピードに関しては長けておらず、最大トーナメント上位選手には歯が立たないだろう。画像だけ見るとこいつが一番イカレ&強キャラっぽいけど

 

4位 ヘクター・ドイル

出典:『バキ』第一巻

 

 素の状態では死刑囚の中で最も一般人に近い戦闘力を持つ男。しかし彼の体の中には自身を強化すべく様々な仕掛けが外科手術によって施されており、優男だと油断していると手がビヨヨ〜ンと飛び出して顔面を粉砕されてしまうので注意。

 他の死刑囚と比べるとかなり非力な存在であるが単純な腕力でも一般人をはるかに凌いでおり、絡んできたチンピラの手首をひと捻りで破壊するなどのシーンもあり、僕らが数人集まったところでは到底敵わない。

 

ロケットパンチの他に爆薬や刃物も体内のいたるところに仕込んでおり真の意味での全身凶器人間であるため、たとえ一流の格闘家であっても不意を突かれること必至である。 

闘った相手に対しては多少の愛着を感じているようで、烈海王とのファイトの後は不意打ちで気絶した彼を警護し、愚地克巳を襲撃した後は再戦の後和解し、彼から正拳突きのレクチャーを受け新しい人生を歩むべく日本脱出を決意した。まあ失敗したけど

 

ちなみに死刑囚の中で一番性格の良い人間であり、罪さえ犯さなければそのルックスも相まって相当輝かしい人生を歩むことが出来たんじゃないかと思ってる。何が気に入らなかったんでしょうか

 

地下闘技場戦士水準で言うと天内悠レベルの強さか?(もちろんロケットパンチ込み)

作中屈指の美系対決が繰り広げられる!! ミギャァアアァァアァ!!!!

 

3位 スペック

出典:『バキ』第一巻

 

 ハイパー若作りアメリカンおじいちゃん。

体の小さな柳に比べこちらは伝説の喧嘩ヤクザ・花山薫に匹敵する巨体。なおかつ柳のなんちゃって毒ガス攻撃をものともしない(たぶん)無呼吸連打のアビリティ。

この部分だけ捉えれば確実に柳に勝てそうなもんなんだけど、如何せんそれほど頭が良くなく、単純にダーティーな闘い方をするだけでそれほど頭脳派というわけでもない。

 

しかし下位に控えるドイル、シコルスキーらと比べるとサイズ、パワー共に圧倒しており、死刑囚の中では一番純粋な強さのみで闘っている。しかしその年齢は97歳という大往生も大往生で、一度敗北を喫した際にはその筋骨隆々の巨体が嘘のようにしぼんでしまい、呼吸器なしでは生きられないほどのおじいちゃんに変貌する。まあこれが当たりまえの姿だと思うけど

 

格闘技のセンスという点では他メンバーに譲る部分があるが、純粋な闘争力という点ではあの範馬勇次郎に一番近い人物ではなかろうか。破壊したモノのスケールもさすがアメリカという感じで、自由の女神を倒壊一歩手前までメタメタに凹ませてます。 

作中で人を殺害したり傷つけた人数の描写もぶっちぎりで、単なる通りすがりでもとばっちりを受ける可能性大である。

 

地下闘技場戦士だと柴千春ポジションか。型にハマらず己の持てる才能のみで闘う姿はある意味憧れる。ただ花山に根性対決で負けてるから千春にも負けちゃうかもね

 

2位 柳龍光

出典:『バキ』第一巻

 

 日本人でありかつては地下闘技場戦士の渋川剛気と立ち合い、左目を奪った張本人。

その小さな体躯からは想像出来ないほどの戦闘力を持ち、当初は鉄格子ではなくロケット砲をも防ぐ特殊強化ガラスの監獄を「空掌」という技でいとも簡単に破壊したほど。

古代武術の知識を生かしたトリッキーな攻め方で、あの範馬勇次郎の息子であり最強の地下闘技場戦士である範馬刃牙にも一度は完全勝利を収めている。まあその後メタメタにぶちのめされたけど

 

素手での戦闘には派手さはないものの武器の扱いは死刑囚の中でもトップクラスの使い手であり、鎖鎌や日本刀などの技術で刃牙を驚かせた。

死刑囚とはいえど筋を通さない人間は嫌いらしく、愚地克巳と友情を交わすドイルに対し嫌悪感をあらわにし、制裁を下している。お前が裁くんかい!!

 

第2位という輝かしい地位にいる彼だがそのやられっぷりも凄まじく、敗けた事実を受け入れるよう範馬勇次郎に促されたがそれを拒否し、勇次郎の逆鱗に触れ派手に叩き潰されている。その後は死亡説が濃厚

 

強さと直接の関係はないが彼の持論「この世で最も強い毒ガスは酸素である」という話、彼自身の「6%以下の酸素濃度は人体にとって極めて危険」という説明を聞くと症状は完全に「酸欠」のそれであり、「酸素が危険」とは全く逆のことを言ってるんじゃないがと思うのは僕だけだろうか(通常酸素は空気の約20%を占める)

 

地下闘技場戦士で良い勝負をしそうなのは愚地克巳。技術と才能・若さは克巳だが経験と闘争への渇望度では柳。近代体育の究極・克巳のマッハ突きに対してどんな奇手で挑むのかが見物だ。

 

1位 ドリアン

出典:『バキ』第一巻

 

 最凶死刑囚であり中国武術の頂点に位置する「海王(怒李庵海王)」の称号を持つという異色の経歴おじさん。バキシリーズで高い人気を誇る烈海王と同じ名門・白林寺の元門下生でもある。

 

「海王」の肩書きを持つだけに単純な格闘能力で地下闘技場戦士達を脅かすだけでなく、死刑囚たちの持つ「ダーティーな闘い」も熟知しているため死刑囚5人の中でもぶっちぎりの強者である。

その強さの証拠として、岩山を拳足だけで掘り抜いて寺を飛び出したという逸話が残っており、おまけに刑務所を脱獄した後は泳いで日本を目指し、太平洋をバタフライで横断するという神業を見せている。よくサメの餌にならなかったな

烈といいドリアンといい、白林寺は(実力はあるけど)問題児ばかりで大変。劉海王も苦労したことだろう

 

ただメンタルに関しては死刑囚の中でも最弱と思われ、「敗北を知りたい」とか偉そうなことを言ってたわりに最終的に振り返ると「1度も勝利したことがない」と知り自我が崩壊するというなんとも言えないラストを飾っている。

それを示すように感傷的になるシーンや表情が多く、常に何か満たされない顔をしている。

 

ちなみに自我が崩壊してからは3〜5歳程度の知能になっているが、その鍛え抜かれた肉体は健在であり、他の海王からの一般人なら即死レベルの攻撃を受けてダウンこそするものの即座に立ち上がっている(反撃はしなかった)。

本編では「無邪気な殺し屋」というような雰囲気で、優しい見た目とは裏腹に冷酷な一面が見え隠れするシーンが多く、絶対こいつとは 夜道で遭遇したくない。

 

正直この人は強さの表現にブレが多く、どこまでが本気でどこまでが手抜きなのか分からないが、愚地独歩に敗北して克巳に勝った(不意打ちだけど)ところを見ると同水準くらいの花山薫あたりと熱いドつき合いが見られるかもしれない。

まあ負けそうになったら爆薬とか使いそうだけど

 

最凶死刑囚編は名作

 最終章に差し掛かるとわりと尻すぼみになってヌルッと中国大擂台賽(だいらいたいさい)編に突入しますが、この物語のおかげで普段見ることができなかった闘技場以外での各キャラの絡みが見られたのは嬉しかったです。

 

個人的にはドイル推しなんで、その後の展開で何かしら絡んでくれないかな~とか考えてるけど、無理でしょうね。あいつボロボロだったし

 

そんな話です。

 

 

エンド