にちプチ 【Nichi-Petit】

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【脛骨・腓骨骨折】髄内釘固定術ってどんな手術?

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はじめに

 骨折を経験した方、親しい方に骨折している人ならば聞いたことがあるかも知れません。
この手術は脛骨や大腿骨、上腕骨など、人体でも比較的大きな骨を折ってしまった場合にされる手術の1つで、骨の空洞になっている部分(中心部)に金属の棒を挿入し、折れた両側の骨を接続します。

 接続された骨の両関節寄りの場所(脛骨の場合は足首付け根と膝下あたり)を複数のネジで固定します。(以下写真)

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この強固な固定により骨のズレを防止し、且つ荷重をかけられる時期も早く、早期の社会復帰が見込めます。
僕もこの手術を受けており、現在は右足脛骨にチタンの棒とネジが入っています(写真は僕のレントゲンです)。
今回は、骨折中の方も含め、この手術に不安を持っている方のために前半の経過と概要を紹介します。




痛み

 髄内釘固定の手術は当たり前ですが麻酔を使いますので、当然無痛です。
麻酔注射の痛みも骨折部の痛みに比べれば大したことはないのであまり心配することはありません。

 術後は膝と足首の付け根を切って棒とボルトを設置しますので切開した傷は痛みますが、骨は既に強力に固定されているのでズレなどから来る痛みはありません。
なお、筋肉等も骨折で損傷しているので炎症を起こし、腫れによる痛みは1~2週間ほど続きます。

 僕の場合一番辛い痛みは「むくみによる血の偏り」でした。寝た状態から立ち上がろうとすると、上にあった血が急に患部に流れ込みます。すると筋肉や血管を損傷した患部は内出血の様相を呈し、パンパンに膨らみ引き伸ばされてしまいます。
その引き伸ばされた痛みがとても辛かったですね。1ヶ月ほどすると症状は緩和され、2ヶ月たった今では「少しむくみを感じる」程度に収まりました。



メリット・デメリット

 かなり画期的な手術ですが、当然メリット・デメリットも存在します。

メリット1:強固な固定による補助能力によって早期に患部に荷重がかけられるため業種によるが社会復帰も早い
メリット2:同じく固定されているので保存療法と言われるギプスを使った治療より治りが綺麗である


デメリット1:手術によって挿入した棒は、治癒した後再手術して取り出す手間がある(取り出さなくても日常生活では支障はないが)
デメリット2:棒を取り出さずに再骨折等で内部の棒が曲がってしまった場合、大規模な手術が必要となる
デメリット3:強固な固定のせいで骨折部への刺激が阻害され、癒合に時間がかかる場合がある(骨の回復には若干の刺激が必要なため)

 確かにもう6ヶ月経ちますが未だに部分的に骨が浮いてる部分があり、なかなか癒合が見られない状態になっています。
こうやって見るとデメリットの方が多く見えますがそれを感じさせないほど歩行可能な時期は早いです。1ヶ月もすれば杖なしでゆっくりですが歩くことができます。つまり、完治していなくても患部に全体重がかけられるんです。



術後の経過

術後1~2週間目:安静

術後3週間目:全体重の1/3荷重可・・・ここで仕事に復帰

術後4週間目:全体重の2/3荷重可

術後1ヶ月目:全体重荷重可

本当は6週間目で一度全荷重可能かもしれなかったのですが、念のため2週間様子を見ると言うことで延期。早い人は6週でも全荷重でいけるようです。
注意しなければいけないのは、絶対に無理をしないこと!!
「早く仕事に戻らなくては」だとか「早く以前のように歩けるようにならなければ」だとか考えて、無理をしてしまうと骨の上下を繋ぎとめているボルトが折れて、中で骨がズレることもあるのだとか……

術後2ヶ月目:早歩きができるようになる・・・あまり速く歩くと骨折部が痛む

術後3ヶ月目:小走りができるようになる・・・あまり速く走ると骨折部が痛む

術後4ヶ月目:前月とあまり変わらず・・・動かさないことで細くなっていた右脚と健康な左脚が同じ太さに

術後5ヶ月目:階段の下りに痛みが無くなる・・・前月までは特に下りはかばいながら移動していた

術後6ヶ月目:さらに早く走れるようになる・・・全力疾走はまだ無理。骨折部の骨が膨らんだ部分がかなりフラットになる

術後7ヶ月目:全力の2/3くらいのパワーで走れるようになる・・・髄内釘を抜いても問題ない程度に回復

術後8ヶ月目:前月と同じ・・・髄内釘を抜く手術日を決める

歩けるようになれば、色々な事が以前のようにできるのでかなり嬉しいです。
僕の場合術後1.5ヶ月で自転車に乗って通勤できるようになりました。

ただ、足が大丈夫だからと重い荷物は持たないように注意しましょう。やはりまだ自分の体重を支えるのが限界で、術後3.5ヶ月目に20kgの荷物を持ったらさすがに患部がズキッときました……

☆2017年1月に抜釘(ばってい)手術を受けました! 詳細は以下で!

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細いほうの骨(腓骨)ってどうなの?

 この腓骨については、今回髄内釘を施していません。
お医者さん曰くまずこの骨は、人体の構造上大して役に立っておらず、特に体重を支えるという点では完全に脛骨に依存しているため、ほっといても大丈夫とのこと。
じゃあ何のためにあるの? と言われると困るんですが、使い道としては骨移植なんかでここの骨を使うそうです。

髄内釘を入れてないので当然治りは脛骨より歪になると言わざるを得ませんが、両方に入れてしまうとそれだけ手術も面倒になってしまう上、足の表面に入れるメスの傷は増えます。
入れてる人もいるみたいだけど、僕はそこまで必要性を感じません……

なお、完治した際にどうしても足に違和感があるだとか、腓骨の形が変わってしまい筋肉に触れることで痛みが伴う場合は手術にて骨を削ることもできるようです。



入院生活で持って行って捗ったもの

 手術直後は足の痛みや頭痛で何もしたくありませんが、数日経つと症状も少しずつですが和らぎます。
そうするととにかく入院生活がヒマです。普段忙しく働いてる人なら発狂するくらいヒマです。しかも腕には点滴が通っていて院内を杖で歩き回ることすら大変で……

そんな中時間つぶしする方法といえば、もうネットやってるくらいしかありません。

というわけで僕はノートパソコンとポケットWi-Fiは最優先で持って行きました。

これさえあれば入院生活の大半は乗り切れます。僕の場合ブログとか書いてればすぐだったし。

それも疲れたらネットで動画でも見てれば数時間なんてすぐです。とにかくネット環境は整えときましょう
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そして地味に役立つのは背中ほぐし。

ずっと寝てると床ずれするし腰も背中も痛いわで大変です。

 

僕は腰痛持ち&背中もよく痛めるので普段寝る前とかも使ってます。おすすめ

 


そして大部屋に入院なら耳栓必須。

生活音に気をつけるのは当たり前なんだけど、いびきとかそういうのは注意しても直せないもんね。だから自衛が大事




リハビリが痛い(怖い)と言う方へ

 それまで折れていた部位に体重をかけるのですから恐ろしいのは当然です。
少しでも痛みや恐怖をやわらげるには「患部以外の場所をとにかくほぐしておく」と良いです。僕の場合は脛骨・腓骨だったので主に膝関節と足首(足の甲あたりも)が入院中使われず固まっていました。

その部位を暇なときにゆっくり、優しくストレッチ等で延ばしておけば、歩き出すときに不自然な体勢にならないのでリハビリもスムーズにいきます。
動かさないことでできる血栓の予防にもなりますのでたくさん動かしておきましょう。

特に階段等の下りは、足にかなり負担がかかるうえ、骨折の療養で筋力も低下しているので最初はかなりしんどいです。
毎日動き回ってた僕でさえ、5か月目までは不自然な動きを強いられ「コレ本当に普通に上り下りできるようになるのかな?」と心配でした。
大きな段差は無理することはないですが、普通の階段であればなるべくたくさん上り下りしましょう。
骨折部への刺激となって少しずつ仮骨が形成されて痛みと不自然な動きも緩和されてきます。


まとめ

 骨折するのはとても痛く辛いことですが治療して少しずつ自分の怪我が治るのはとても嬉しいことです。
以前の自分の身体機能を取り戻すため医師と相談して積極的にリハビリや運動を取り入れていきましょう。
また、追加情報等あればこちらに追記していきます。