にちプチ 【Nichi-Petit】

日常のプチ情報やプチンときたことを書きなぐるブログ

わが家が一時期マイノリティーシェアハウスになってた話

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 どうもこんにちはせいじです。


私事ですが先日僕の従妹が結婚たという報告を受けました。おめでとう。本当におめでとう

身内のそういった報告って、自分の事みたいで非常に嬉しくなりますね!

ただその従妹、結構変なヤツで僕も色々振り回された思い出があります。

 

 

あれは6年前――

 

色々あって正社員をドロップアウトした僕は、夜の街で働いていた。いわゆる「水商売」。

 

夜の仕事は本当にキツイ。当時一人暮らしであった僕は心も体もボロボロだった

毎日がきらびやかなネオンの中を颯爽と通り過ぎていく。が、裏腹に何か正体のわからない不安が襲ってくる

 

そんなある日、僕の伯父さんから急に電話がかかってきた。

 

「うちの娘がそっち(東京)に行ったから、面倒見てほしい!」

 

えっ? えっ? 何何?

 

急すぎて意味わかんないんですけど。ちなみに夜中の12時

まだ勤務中だった僕は手短に話を聞く

 

  • 九州の伯父さんの元から、突発的に従妹が上京した
  • しかも今既に東京にいる
  • 住むところがないからどーにかしてくれ

 

僕はちょっと動揺したけど、まあ従妹なら別に不審者でもないんだし、1日2日程度なら問題ないと思ってた。


勤務終了後――

 

従妹から電話があり、とりあえず僕は「中野駅に来い」と連絡する。

 

終電を逃して結局タクシーに乗った僕は「もう一人分の寝床どーすっかな」とかのんきなことを考えていた。

 

だが、待ち合わせした中野駅に居たのは従妹だけじゃなかった。

 

「おー、久しぶり(え、お前一人じゃなかったの?)」

 

従妹の隣にいるのは、背はスラッと高く、顔も可愛い女の子。

ニコッと会釈をされ僕もたどたどしく「どーもどーも」と返す。どうやらこの子もオウチーノする対象らしい

 

意味がわからない

 

 

あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ!

「おれは 中野駅の前で従妹が待っていると思ったら いつのまにか二人になっていた」

な… 何を言っているのか わからねーと思うが おれも なぜ二人なのか わからなかった…

頭がどうにかなりそうだった… 「寝床どうしよう」とか「脱衣所ねーんだよな」とか

そんなチャチなもんじゃあ 断じてねえ

もっとエロい展開の片鱗を 味わったぜ…

 


聞くところによるとその子は従妹の先輩(以下「かよ子」と呼称)で、色々あって一緒に地元を脱出したらしい。

その色々が気になってくるところではあるんだけど、初対面だしそこは流しといた

 

とりあえず家に案内すると、その日は皆疲れ果てていたのでとりあえず雑魚寝した。

6畳一間のクソ狭い我が家で男一人、女二人の生活が始まった……

 


翌日――

 

とりあえず昼ごろ目覚めた僕は、従妹に上京の理由を含め色々聞く

 

  • 上京したのは歌手になる夢を叶えるため
  • 先輩はこちらで働き口を探したい
  • 住むところと就職先が見つかるまでオナシャス

 

とまあ、なんとも迷惑な話。まあ夢追い人は嫌いじゃないけど……実際そいつクソ歌上手かったし

とりあえずやる気なかったけど歓迎会も兼ねて自宅で飲む。

 

そこで出る衝撃の事実たち

 

まず従妹。

とにかくしゃべる。めちゃくちゃしゃべる

最後に会ったのは確か高校生とか中学生で、もう10年近く前だった。

当時は割とおとなしめで恥ずかしがり屋だったのに、今では大阪のオバハンもビックリなおしゃべり。

なおかつ遊び人。自分で惜しげもなくその色々な方面の奔放さを公言。バカだ

 

次にかよ子。

地元のキャバクラで働いていたが、人間関係の問題で退職。

そんな折、繋がりのあった従妹と地元を脱出することを決意し、上京。

実は元男の子で、性転換していた。

 

オイオイオイ! 従妹の奔放っぷりはまだわかるとして、かよ子元同性だったのかよ!! 全然見えなかった

名前でも示してるとおり、今思えば佐藤かよみたいな感じだった。(本名じゃないよ)

タイで性転換手術を受けたらしく、その詳細を色々教えてくれた。

そういう他人のための性転換ツアー旅行があり、手術直後は全く動けず排泄はすべてベッドでやったり、お取りになった「もの」は頂けたり……と

 

そんな折に当時付き合っていた彼女から連絡が来る。

「今暇なので家に遊びに行きたい」とのこと。従妹とかよ子がいる旨を伝えると「会ってみたい」と。

程なくして対面する彼女と我が家の愉快な仲間達。

 

ちなみに当時の彼女はフィンランド人。新宿駅の始発待ちしてたら偶然声掛けられてそのまま何となくお付き合い。

いわゆる「パツキンのチャンネー」とかいうやつ。普段は英語の先生をしていて、日本語はあまりできない

同棲はしていないが半同棲手前くらいの感じ。

 

しかし従妹達と仲よさげに談笑していて、なんとなくホッとする。それから我が家はしばらくの期間シェアハウス状態

水商売、遊び人、性転換、外人が集う、なんともマイノリティーなシェアハウス(6畳)であった。

 

その間、みんなでカラオケ行ったり、夜通し桃鉄やったり、僕の店に来てもらったり、従妹とかよ子のケツ見ちゃったりと色々なことがありました。

 

結局1ヶ月半ほど滞在していた従妹とかよ子は就職先を見つけ、急に出て行った。

 

俺のお気に入りの毛布とWiiと桃鉄も一緒に抱えて

 


結局従妹は歌手の夢を叶えられなかったみたいだけど、別の幸せを掴んでまた頑張ってることだろう。

過ぎ去ってみると愉快で不思議な経験だったなぁ……と、ふと思いだした無職の午後であった

 

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