にちプチ 【Nichi-Petit】

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日常のプチ情報やプチンときたことを書きなぐるブログ

【ドドド】『ジョジョの奇妙な冒険』の思い出【ゴゴゴ】

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 長きに渡ってジャンプ系の人気漫画として名を連ねる『ジョジョの奇妙な冒険』シリーズ。

僕はこの漫画、大好きです。

 

ただ困ったことに、7部8部は読んでないんだよなぁ~~~!!

こんなこと言うと「お前それでジョジョ好き語んな」と言われそうですが許してください。いずれ読みます

 

 

 

この漫画との出会いからハマるまで

 僕が初めて1話マトモにジョジョを読んだのは第4部から。

当時近所の友達からジャンプのお下がりをもらって、通常より3~4週遅れた情報でした。

そのとき読んだのは「鉄塔の男」の回。

 

正直設定もわからんし、絵も好みじゃなかった上に小学生だった僕のおつむは混乱状態。

この時点で「これは明らかにヤバい漫画」という位置づけで読むのをやめます。

それからというものの、ジョジョはジャンプで完全に読み飛ばす対象の作品になるわけです。

 

そして若干の時が経ち、新章ということで第5部が始まります。

しかしまずは苦手な絵柄という時点で読む気はまったくのゼロ。

これからも長い読み飛ばし生活が続きます。

 

第5部が終わるころ、ついに僕は友達のお下がりから卒業し、週刊少年ジャンプ本格デビューを果たします。

それまではお子ちゃまだったのでコロコロコミック派だったぜ。 

www.nichi-petit.com

 

 

そして始まる第6部。

「俺はもうお子ちゃまじゃない! 中学生になった今は、ジャンプの漫画に生きるんや!」というわけのわからない誓いに従ってジョジョも読む決意をします。

しかし出てくる前作から引きずった様々な設定・キャラクターの数々。

「スタンド? 承(しょう)太郎? なんやねんこいつら?」

と、開始わずか6話で力尽きます。

 

ダメですね。

コロコロで培った低年齢層向け少年漫画の絵柄に慣れた僕は、複雑な線を描く漫画に対するアレルギー反応が凄かったのです。

 

しかし程なくして僕は、あの伝説的漫画と出会い、それまでの価値観をひっくり返して揉みくちゃにして天日干しされるような衝撃を受けるのです。

 

『北斗の拳』との出会い―

 

当時絵柄はコロコロ漫画至上主義だった僕は、北斗の拳自体の絵柄も当然苦手な「はず」でした。

しかし、アニメも有名な漫画なので物語は知らずとも「あたたたた」くらいは知ってたので友人が持っていた文庫版を何の気なしに読んでみた。

 

結果、ドはまり。

もうね「ド」が一回じゃ足りないくらいドはまりした。

 

どんくらいそのハマりようが凄かったかというと、昨日まで『爆走兄弟レッツ&ゴー!!』の絵ばっかり描いていた少年が翌日は『北斗の拳』の絵柄になったって言うくらい。実際そうだったんだが

 

今では両作とも大好きな僕ですが、瞬間最大風速は北斗のほうが上かもしれん。

そこで僕はリアルタッチというか、劇画に近い絵に対して嗜好が集中します。

コロコロコミックとは一体何だったのか

 

そういった好みを引きずりつつ日課だったブックオフ徘徊をしているとき、ついに運命の出会いを果たします。

「なんかタッチ(筆運び)が北斗っぽい漫画があるな……」

 

と思いよく近づいて見てみると背表紙には「ジョジョ」の文字が。

僕はジョジョといえば「細くて顔の濃いキャラが理解不能な動きをする漫画」と思っていたのでこの発見は衝撃的。俺の知ってるジョジョと違った

 

とりあえず中身をパラパラっと眺めてみると、全部この絵柄らしい。

「こんなんほぼ北斗やんけ!」

と悪態にも似た評価をしつつも1ページ目から話を追いはじめる。

 

ここで僕は運命的な台詞と邂逅を果たす。

「なっ! 何をするだァーーーッ ゆるさんッ!」

 

そう、あの伝説の誤植です。

文庫版でやっと直された、あの誤植。(直すなよ)

愛されるあまり、ゲーム版では声優を使ってまで再現されたあの誤植です。

 

もうね、この誤植で僕はこの作品のとりこだったね。

「ヤダこの子、こんな大きなコマでなんて誤植を見せてくれるのかしら」と。

こうして僕のジョジョライフは始まります。

 

 

ガチファンとの出会い~そして俺は黙りだす~

 みなさんジョジョのイメージってどんな感じですか?

最近ジョジョを知った僕の周辺の人にそれとなく聞いたら「ファンが凄すぎてついていけない」だそうです。

 

うん、まったくの同感です。

あれは遡ること7~8年ほど前……

僕は希望を求め一人上京していた。

 

当然こちらには友達などおらず、最初の取っ掛かりはSNSサイト「ミクシィ(mixi)」でジョジョ関連のコミュニティに入っていた方々であった。

地元熊本にいるときから、度々東京ではジョジョ好きでオフ会を開いていたことは聞いていたので「よし、ここから友達の輪を広げていこう!」と意気込んでいた。

 

ファンのオフ会であるので、知識は深いほどいい。

当時熟読していたのは2部までで、3~6部は1度しか読んでいなかった僕はところどころ読み直した。

「これで会話に花が咲くといいな」とのんきに考えていたのだ。

 

そして新宿にてオフ会開始。

いざ集まってみると背格好はみなさん普通で、コスプレで決めてくるような尖った人は誰一人いなかった。参加人数は15人ほど

とりあえず初対面の挨拶もそこそこ、そのまま予定されていたカラオケに入る。

 

ここで僕は自分の算段が大いに甘かったことを痛感する。

 

Aさん「今夜は気温が下がるらしいんだ」

 

Bさん「まさかだろ!」

 

Cさん「この曲もう入れちゃっていいかな」

 

Aさん「『入れる』と心の中で思ったならッ! その時スデに行動は終わっているんだッ」

 

Dさん「何かわからんが入れろッ!」

 

これは会話のほんのすこ~~~~~しを抜粋しただけなのですが、15人中10人くらいがこんなノリ。

会話全てにジョジョ成分をちりばめているので、普通の会話なのかネタが入った冗談なのかわからない。

 

僕は自分の不勉強を恥じた。

「よし、歌で挽回だ!」とばかりに盛り上がりそうな明るい歌を探す。

しかし、当時ニコニコ動画も全盛期で、ジョジョ関連のMADもいっぱい作られていたようで、カラオケはそのネタ中心。

 

漫画しか読んでいない僕は当然まったくわからない。スタンダップしてノリノリで踊る一同になんとなーく合わせながらその場をしのぐ。

途中オリジナルの合いの手っぽいのを求められるが「ウェイ!」と誤魔化して難を逃れる……(逃れてない)

 


なんだこれはーーーーーーーー!!!

 

どこだここはーーーーーーーー!!!

 


僕が想像してた「ファンのオフ会」というレベルを完全に超えていた。

 


理想:

 

???「ジョジョの主人公で誰が好きですか?」

俺「そうですねー、僕はジョナサンか承太郎ですね!」

???「おおー、僕はジョルノが好きです!」

俺「髪型イカスよねー!」

 

 

現実:

 

???「バァーーーーン」

俺「!?」

???「せいじさん初参加オメメタァ!!」

俺「あ、ありがとうございます!」

???「ようこそ……男の世界へ……」

???「!?(SBRまだ読んでない)」

 


こんなん絶対くそみそ展開だと思っちゃうだろ?

もうネタがそんなすぐに紐付けられんのですわ!!


この日のカラオケは人生で指折り数えるくらい歌ってない。

とにかくみんなに合わせることと、少ない知識を引きずり出すことに精一杯で、長い4時間半でした。

 

だからあえて言わせてもらう!

ジョジョ好きのみんな、その情熱と知識と応用力は素晴らしい!!

しかし、ライトなファンである僕でさえ、会話に全く入れなかったんだから、知らない人にジョジョの良さを教えたかったら、細心の注意を払ってくれ!

ちなみにうちの嫁はアニメ観てても所々「なんでこうなったの」と質問してくる。仕方ないね

 

ちなみに僕のジョジョ関連話で一番みんなが笑ってたのは

「僕が一番好きなシーンは、ジョナサンが最初にディオにド突かれて『そんな…ぼくは仲よくしようと』というシーンがいじらしくて好きです!」

の一言だった。ネタじゃなくてマジなんだよ?


その後居酒屋に移動してディナータイムに入ったんですが、そのときはみんなまた普通の会話になってました。楽しかったよ

なるほど、その辺極端な感じなのね。

 

 

カラオケもちょうど良くやってくれよぉ!!!

 

ただ、この時の体験がかけがえのないものだと知ったのは、8年経った今でもまだ付き合いのある方がいるってことですね。

今となってはあえてジョジョの話をすることも少ないけど

 

 

ジョジョとはどんな漫画か

 僕が思うこの漫画に対する素直な評価は「勢いのある漫画」である。

物語の根幹を成し、以後の展開にも影響する「人物・環境設定」に対するこだわりがない。

 

これは、一見ご都合主義的なマイナス印象を与えるが、現実的に考えると「設定がハッキリしていること自体がリアリティの欠如だ」と考えることもできる。

波紋やスタンドなどの設定に対して「スタンドは人体や壁をすり抜けられる」という見解をいくつかのシーンでは無視されていた。

 

だがその見解はあくまで登場人物が把握している範疇での特性であるので「実は○○できます」だったり「○○できなくなりました」と変わってもなんら不自然ではない。

つまり「不思議な世界の不思議な現象は、誰一人完全に理解できていない」ということである。

 

そう考えると、スタンドの概要をしたり顔で語っていたアブドゥルも、まだまだわからないことが多いということだ。

ここで問題になってくるのは、その「わからない設定幅」をどれだけ上手く拡張していくかだ。

 

「攻撃全て無効・時間と距離を越えて作用する」などという設定をホイホイ使おうものならば、緊迫したバトルは途端につまらないものになり「ギリギリの駆け引き」という娯楽作品ならではの面白味が削がれてしまう。

ジョジョは、その辺の調整がとても上手いと思う。

 

「めっちゃ強いけど、無敵ではなさそう……でも対処法が思いつかない」という状況が非常に多かった。

その絶望からちょうど良い勢いで逆転の展開に持っていく様は、見ていて爽快だ。

だから初めてこの作品を読む人は、何かわからない展開になったときはこう叫んでくれ

 

「その時、不思議なことが起こった!!」

 

 

 

描写が濃いため、数ページ前、ともすれば数巻前の台詞や事実を忘れてしまっていることもある。

わからなかったところは、もう一回最初から読み返すことがあったら気をつけて見ればいい。

大丈夫、僕も何度も読み返してるけど、未だに覚えてない展開も多い。(5~6部にかなりある)

 

問題は、そこで飽きて読むのをやめてしまわないかだが……

僕個人としては展開がわかりやすい1~3部が大好きなので、そこをオススメします!

 

 

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