にちプチ 【Nichi-Petit】

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日常のプチ情報やプチンときたことを書きなぐるブログ

【道徳塾】自分の近所に刑務所が建つ!【賛成?反対?】

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 2016年11月28日放送分の『新企画 橋下×羽鳥の道徳塾』にてこのような議題が提示された。

www.tv-asahi.co.jp

 

出演者は橋下弁護士(元大阪府知事)、羽鳥慎一アナ
ゲストに青木さやか、厚切りジェイソン、石原良純、尾木直樹、本田朋子、室井佑月

 

僕が見ていたのは【3家の近くで持ち上がった刑務所の建設計画、社会の為には賛成する?】なんだけど、意見は当然真っ二つ!

賛成派は橋下さん、反対派は厚切りジェイソンが頭を張っていた。

 

最初に言っておくと、僕は「反対派」です。

 

 

 

 

両者の意見

 

賛成派

 賛成派っつってもほぼ橋下さんがしゃべってたんだけど、内容は以下

 

  • 犯罪者を社会から遠ざけるより近い位置に置いて更生させるべき
  • 罪を犯したというだけで、社会は彼を見捨てるべきではない

 

こんな感じです。(間違ってたら指摘ください!)

 

反対派

 

  • 脱獄などのリスクがある以上、自身の近辺にそんな施設は置きたくない
  • 「刑務所」という明らかにマイナスな印象を与えるものを、子供たちの住む街に置くのは嫌だ
  • 山奥などに建てても問題ないのでは?(社会的更生プログラムは必要に応じてやればいい)

 

 

優先順位がおかしい

 犯罪者って、法律に当てはめると悪いことして捕まった人たち。

「何故その人たちのために罪のない我々が負担を強いられなければならないの?」というのは至極全うな意見であり、誰もが考えることと思う。

 

その中で「犯罪者だからといって、社会的に抹殺し、生きる道を断つのは良くない」という意見が生まれ、じゃあ彼らにもチャンスを与えようというのが正しい順番だ。

 

つまり彼らへの社会的救済は二の次で、まずは刑罰を受け自分の罪を自省することが必要なわけで「善良な市民に不安を抱かせたり、心配を掛けてまで彼らの人権を守るべきではない」というのが僕の意見。

 

 

橋下さんの妄想爆発

 

 この議題では、刑務所に収容される犯罪者の罪の程度や、人間層などの定義がなかった。

しかし橋下さんは「軽微な犯罪を犯したものでもそのように虐げるような姿勢をとるのか?」と反対派に投げかけていたが、そもそもその刑務所の収容者の定義などないのだから、重犯罪も軽犯罪も対応できるような意見を持って賛成か反対を主張するか、そこの定義も明確にしてから話すべきだと思う。(時間の関係でやってくんなかったのかな?)

 

だからこの話し合いの中で、収容者が殺人犯や性犯罪者などの重犯罪にあたる者であれば橋下さんは「反対派」になっていたのか? と思ってしまうような意見の述べ方だった。

 

反対派の「刑務所って暗いイメージがある」という意見に「じゃあ照明を明るくすればいいですか?」って意見なんて、もう幼稚そのもの。

その程度で賛成派に傾くなら最初から反対派じゃあないと思うんですが……

 

このように、自分の都合のいい部分だけ「たられば」を使って議論を進めるのはとてもお粗末な内容になりがち。妄想を膨らませばいくらでも相手を論破する材料なんて作れるんだから


弁護士をやっていて、府知事まで就任した人物であれば、普通の人より賢いと信じていただけにちょっと残念。もしくは、弁護士ってそんな論法を使って弁護するのかな?

わかっててやってるんなら相当強いメンタルをお持ちだ。是非国交などにその手腕を活かしていただきたい! 

www.nichi-petit.com

 

 

それか、厚切りジェイソンへの当て馬としてテレビ局に無理やり賛成派にされたのか?

 

反対派には「わかっていても埋めることのできない不安」に起因するところからこの意見に行き着いた人たちばかりなので(僕もそう)、それを理解せず理屈と物理的な充実だけで解決策を講じる今回の橋下さんは見ていて滑稽でした。

 

厚切りジェイソンはまともな意見だったけど。

 

 

 

「道徳」って大事だけど邪魔

 

 今回の件に当てはめると「悪いことをした人間だからと言って見捨てるとは何事か」という風潮。これほんま嫌い

 

だって悪いことしたんでしょ?

法律を犯したんでしょ?

法律を正しいものだと断言する気はないけど、少なくとも不自由なく暮らせているはずの人生を曲げてまで他人に迷惑掛けたんでしょ?

 

じゃあ、山の奥だろうが絶海の孤島だろうが、お勤めしてきなさいよ!
向こうで生爪剥がされるわけでも、食事を与えられないわけでもないんだから。

 

結局はそのごはんも設備も税金から出ていて、大なり小なり僕らは負担している。僕らができるのはそこまでです。

もちろん自省して刑期を終え、立派に更生した人を受け入れるのは僕らのやるべきことっていうのは自覚してます。「恐い」って思う気持ちもわかるけどね

 

道徳というのは、正解がないだけに最終的には「多数決」に陥りがちです。

でもそれは人間としても、生き物としてもなんとか調和を保つために努力している結果なので、多数決を悪のように語らず、自分の物差しをしっかり持って見極めるようにすべきだ。

 

「道徳」に絶対を求めないこと。

これも一つの道徳かな、と思いました。(キリッ)

 

 

まとめ

 観てて一番思ったのは「討論・議論の難しさ」

相手の言葉を遮って話すのって良くないんだけど、だからって黙って聞き入って機を逃すと、効果的な話題の振り方ができなくなってしまう。

 

テレビでやってる討論はバチバチさせて視聴者を楽しませるプロレス形式も多いだろうけど、冷静に論述を展開して相手に理解させる場面も見てみたいもんだ。

日本人に討論の在り方を示すにはそういう番組があっても面白いかもね! 

 


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