にちプチ 【Nichi-Petit】

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日常のプチ情報やプチンときたことを書きなぐるブログ

『F.COMPO(ファミリー・コンポ)』とかいう今こそ読まれるべき神漫画

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 前世も僕は男だったそうです! 前前前世は知りません。せいじです

 

「性同一性障害」って言葉、2000年代あたりからよく取り上げられるようになったよね!

ほんでそれに伴って大っぴらには「オカマ」とか「オナベ」とかいう言葉は使われなくなった。まあアレだ、言葉自体は蔑称の意味を元々持っていなくても、そう呼ばれたくない人達ってのは多いと思う。揶揄的だしね

 

そんな「性」に関する問題をコメディー色豊かに取り上げた漫画『F.COMPO(ファミリー・コンポ)』

 

コレね、久々の大ヒットだった。

 

内容は後述するとして、作者はあの『CITY HUNTER(シティーハンター)』で有名な北条司先生

僕この人の絵スッッッゲェ好きなの。女の人とか、めっちゃ美人じゃん

僕の「年上のお姉さん大好き」という価値観はこの人の絵から生まれたと言っても過言ではないくらいです。ぎゃはは

 あらすじ・概要

 幼いころから母との死別、そして父の事故死によって天涯孤独となった主人公・若苗雅彦は、わけあって絶縁状態となっていた母の弟(叔父)家族のところに身を寄せることとなった。


大学に通いながら、一家の喧騒の中に家庭の温かさを感じ、喜ぶ雅彦であったが、実はその夫婦は性同一性障害であり、娘(?)も含め「性別がすべて入れ替わってしまった家族」なのであった。

自分の価値観とのギャップに苦しみ、家を出ることを決意する雅彦。しかし一家に呼応するように周囲の性別も変わり始め、ついに雅彦自身も大学の映画研究会で「女優」としてデビューすることになってしまうのだった……

 

性同一性障害は辛い

 まずびっくりなのは「トランスジェンダーもの」というわりとニッチな分野を1996年当時にあのビッグネームが執筆していたことに驚き。

だってさ、間違っても「コレは売れるぞ!」ってタイトルじゃないもん。正直音楽とかそんな分野の漫画だと思ってた。

だいたいタイトルの「コンポ」のせい

 

この漫画を読んで思うことは

 

自分が「男」とか「女」とか、疑問を持って生きるのは辛い

 

ということでした。おちゃらけた作風の中にたまに出てくるシリアスなコマで強く感じます。

本来性別なんて―のは自分の努力ではどーこーできることでもないので、そういうことで悩むのはすンごく辛いんです。

それに伴い見た目も、身体の機能も、周囲の対応もすべて自分と思っているものと逆方向に成長して行っちゃうんだもんね。大変よ

 

それまでは正直「性同一性障害? 心の風邪みたいなもんで心のケアしっかりすれば何とかなるんちゃう?」とか思ってたけど、コレ無理だわ

 

だって性別て。生物のかなりプライマリーな識別要素であり、生きてる間はそれがずーっと色々な場面で使われるわけだ。

自分が男であることが嫌なのに、機能分類上は男ってだけで、病院の問診表から街頭のアンケートまで「男」に○つける屈辱ったら、ないと思うわ。つけなかったら奇異の目で見られるし

 

だから「性同一性障害」をよく知らない人にこそ、この漫画は読んでほしい。そういう人たちの心の動きがコメディー要素の中の随所に垣間見えるから。

 

現在は医療も発達して以前よりは自分の性を変えることに対する敷居も低くなってきてるよね。実際そんな友達もいたし

世間的な理解も昔よりは得られるようになってきて、性同一性障害の患者さんには生きやすい世の中に変わってきてるんじゃあないでしょうか。それでもまだまだ課題はあるだろうけど

 

女装は楽しい

 結構社会に問題提起する内容もありますが、まあほとんどはドタバタコメディーで明るい雰囲気の漫画です。おバカ多いし

 

そして登場人物がかなりの割合で女装(男装)します。コレが面白い

女装して男引っかけてみたり、男女で服装を入れ替えてデートしてみたり……

 

女装って、見てる方もやってる方も楽しいの。

なんででしょうね、僕も女装は2回ほど経験したことがありますが、楽しいです。

 

なんつーか、変身願望なんでしょうね。自分じゃないものになれるっていう楽しさ

 

確かに初めて女装した時はそれはもう恥ずかしかった。あれは高校2年、クラスの出し物でした……まあやらされてるってのもあるけど

でも2回目は近所のハロウィンのイベントでやって、それはもう楽しかったです。ホント真逆の感想

 

なんかね、自分の殻を1個壊した感じ。

だって普段は「異性になる」なんて場面ないじゃない? なれるとも思ってなかったし

そんな非日常をだよ? そんな不思議な世界の入口をだよ? ちょっとだけ垣間見ることができるんだなコレが!!

 

普段自分が「オシャレ」とか思ってるレベルを軽くすっ飛んでスカートなんぞ履いてみ?

 

うわああああおまたスースーすりゅううううう!!

 

ってなるから(個人の感想です)

 

 

気合い入れてメイクとかしてみ?

 

お? ぉおぉおおお? お!?(困惑)

 

ってなるから(個人の感想です)

 

そして! これが! 俺の女装だッー!

 

もうアレだからな? 今年は顔出しとかドンドンしていくぞ?

この時は結構気合い入れました。なんか靴とかも買ってウィッグとかもつけたりして

 

んでホント楽しかった。道行く人からは一緒に写真撮ってって言われるし、男どもは若干デレっとし出すし。

それはそれは素敵な2時間お姫様気分でした。デレデレ野郎にはずっと心の中で「俺も男やぞ」って思ってたけど

 

でも、こんなに楽しかったのになぜか女装には目覚めませんでした。何でだろ

なんか、女装をすることによって自分を見つめ直すことができたんですよね。

「うん、俺は男に生まれてよかったな」って、自分のあるべき姿を再認識した感じ。なんという副次効果

 

というわけで迅速に飽きました(ウィッグは頭がかゆくなるし)

 

シュールやろ? ええ大人がメイド服着て飲んだくれとんのやぞ?

セーラー服おじさんも普段はこんな感じなんやろか……(中野ではよく見かけます) 

 

でもコレはとっても貴重な体験でした。あれから女装しようと思ったことは一回もないけど、やってよかったと思います。是非男装経験者の経験談とかも聞いてみたいところ

 

「なんか自分を変えたい」とか漠然思ってる人は、きっかけ作りのために一回やってみるといいかもしんない。それで女装に目覚めても僕は責任取んないけどね! でも楽しいよ!

あとみんな『F.COMPO(ファミリー・コンポ)』読め!(雑)

 

 

なんか後半女装談義になっちゃったけどエンド