にちプチ 【Nichi-Petit】

読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

にちプチ 【Nichi-Petit】

日常のプチ情報やプチンときたことを書きなぐるブログ

親知らずを抜歯の痛みはいつまで?どれくらい痛いかをレポート

スポンサーリンク

い゛た゛い゛い゛い゛い゛!!

 親知らず――

それは現代人の業である。 なんかそれっぽく「第3大臼歯」とかいう名前がついてるが、小さくなった現代人の顎にとっては邪魔なものでしかなく、正常に生え揃う確率は30%くらいなんだって。

 

3割て。

プロ野球で3割打てば一流とか言われるけど、一生をかけて3割って、低すぎだろ。ちゃんと生えてきたとしても別段便利になるわけじゃないだろうし。

そんな邪魔子ちゃんが僕らのお口には4人も眠ってるんだ。正確に言うと、4本全て生えてこない人もいるみたいだけど……羨ましい

 

んでその邪魔子ちゃんがだ! 僕のとこでは3人授かることになるんだけど、痛かったのなんのって。

小さい頃から母親に「親知らず抜くときはマジで痛いから」と脅かされて、「たかが歯抜くだけでたいしたことねーよwwww」とか言ってた自分を過去に戻ってキャンタマ握りつぶして神社でお焚き上げしてやりたいくらい程度には痛かった。

 

でもね、自慢じゃないけど僕、痛みにはわりと強いほうなんだ。そんな僕が親知らずを抜いた後にボロボロ涙流しちゃうんだぜ? おかしいだろ? 笑えよ

 

今日はその3人の邪魔子達との出会いと別れを綴ることにするよ。

 

一本目の親知らず:左下・16歳のとき

 わー16歳のときの子ども? お母さん若ーい! じゃねーよ!! 歯だよ!!

 

これは高校2年になったばっかりとかそんな時期だった。アホ面で毎日のんびり暮らしてたある日、なんか左下奥歯が痛いなーと思ってとりあえず歯磨き強化月間を始めたわけだが症状は全く治まらず。

 

歯ァ磨くと奥の歯茎から血が出てくるし、とにかくヒリヒリだがズキズキだか口内炎なのか何なのかわかんない痛みだった。

 

 いよいよ観念して家の近くの歯医者さんに駆け込むんだけど、口をあけて先生に見せた瞬間「あー……頭出てるわ」と一言。

 

意味が分からなかった僕は口の中が腐って頭蓋骨が出てきてるとバツグンの想像力で勘違いしてしまい、「え、助からないんですか」とか言っちゃう。

 

……一見馬鹿げてる話かもしれないが、自然界での虫歯が原因の死亡率は意外と高いらしく、「たかが虫歯」ってワケでもないらしい。

まあ僕の場合は一本目の親知らずが歯茎からお顔を出してたんだな。

 

 ただ、生えてる方向が真横らしく、今生えている歯をグイグイ押す形で成長する見込みだと。ヤバいじゃん、中央線も真っ青の乗車率だよ

早速抜くって結論になって、麻酔を注射。麻酔押し込むときの歯医者さんの手ってプルプル震えてて怖いよね

まずもってその麻酔自体が僕にとっては初なわけで、注入された瞬間歯茎に異様な圧を感じて、心の中で「うおおおおおお!!」って絶叫した。まだ心の中なんでセーフ

 

ほんで親知らずはどうだったのかというと、頭の先っちょというか歯の側頭部(?)しか見えてないから抜くに抜けなくて、最初は抜こうとすると僕の頭ごと持ち上がっちゃうくらい丈夫な子だった。

お前のご主人様は虚弱体質なのになんでだろうねぇ……先生も何気に力もち

 

 引っ張っても埒があかないので歯茎をもっとスパスパ切って歯をむき出しにする。麻酔が効いてるので痛みは最低限

ただその最低限が十分痛い。効いてるのは歯茎とその回りの組織だけで、なんつーか歯の根元の奥のほう? が脳みそに握りこぶし押し当てたみたいに痛い。

脳みそに握りこぶし当てたことがない僕がそんな表現しても伝わりにくいと思うんだけど、とにかくそんな感じ。

 

 最後はもう力技で患部を捻りながらグリグリっと抜く。この過程で頭蓋骨が「ゴリゴリゴ……」と試行錯誤的にズレまくる音を聞く。

もうそのゴリゴリは外的音声じゃなくて、ダイレクトな骨伝導。それでやっと歯が「取れる」

 

「抜ける」じゃなくて「取れる」

ほぼ切り開かれた歯茎に乗っかってるような状態だったみたいだからね!

 

 歯が抜けるとガーゼを噛んで、痛み止めもらって処置完了。ズッタズタになった歯茎が戻るまでご飯が全部レバーみたいなブラッドテイストでまずかったけど、1週間もすればほぼ気にならなくなるので大丈夫。若いってすばらしい

縫った歯茎の違和感は1ヶ月くらいピンと張った感じが気になるけど徐々になくなります。僕は血が出なくなったあたりから口を開け閉めして普段の生活の口の動きに馴染むように自力で慣らしました

 

抜いた歯はもらってしばらく持ってたんだけどなくしちゃった。痛かったけど今回は泣かなかったよ

 

痛み指数(相対)で言うと40くらい。なんだかんだで耐えられます

 

二本目の親知らず:右上・18歳のとき

 喉元過ぎて熱さを忘れる感じで2年の時が過ぎた。手術後の歯茎なんかもすっかり治っている頃……

 

僕は右奥の歯にほうれん草のおひたしが引っかかってなかなかとれず、舌を駆使してひたすら格闘していた。レロレロレロ……

すると奥歯のさらに奥になんか固いものが……ほうれん草は取れたんだけど今度はこれがずっと気になる。

 

 1週間くらいその塊をペロペロしてたんだけど、ついに耐えられなくなってまた前回の歯医者さんへ。

 

「なんか、よくわからないんですけどずーっと気になってて……」と、年頃の乙女のような感想を述べて診療開始。

 

開口一番に「あー……頭出てるね」。あれ……過去にもこんなことがあったっような……はい確定です

 

 早速出現した二個目を抜く手はずを整える。前回アレだけ奮闘したんだから、今回は覚悟ができてる。もう怖気づかんもんね!

また部分麻酔を注射する。やっぱり先生の手は震えている。押し出すのに相当力が要るのかねアレ

 

今回は割ときちんと下方向に生えてくれてるらしく(ナナメだけど)、ちょっと歯茎を切り開けばしっかり掴むことができた模様。

少し器具を捻りながらグイイイイイッと引っ張る先生。メキメキと音を上げながら歪む頭蓋骨。改めて体験すると、頭蓋骨が動く感覚って割と気持ちいいんだと思ってしまった18の夜。Mじゃねーよ

 

 何か今回は気が抜けるほどあっさりと抜けてしまって、出血も前回より大人しい。はい、痛み止めとガーゼパクーで終了。

上の歯は下の歯より楽だって言うのは本当だったんだな。この歯はどっかに埋めたと思う。何万年かすると「古代人の歯」として発掘されるかもしれない。

僕、人類の代表じゃーん! 今回も泣いてないよ。ぎゃはは

 

今回は痛み指数(相対)で言うと30くらい。ヨユーヨユー

 

三本目の親知らず:右下・22歳のとき

 僕も成人し夢を追いかけて上京、そして新しい生活を始めた頃に3人目は訪れることとなる。

とりあえず最寄に大した歯医者さんがなかったので、新宿まで足を運んでの治療。

 

さすがに三人目となると馴れたもんだ。「お、こりゃ親知らずだな」なんてなもんよ

ほだもんで歯医者に言ったら即「親知らずを抜きたいんですけど」と。うんうん、人間成長するもんだ。あんな青臭い少年はもういないんだ。イェイ

 

 と、ここでウブな僕を惑わすハニートラップが展開される。

先生が全員若い女の人なんだ。最初「え?」とか思ってたけど「まあ、腕が良いならジェンダーレス」と能天気なことを考えてた。

 

そして治療に入る。やっぱり麻酔打つ手は震えるんだな、とかのんきなこと考えながら治療を受ける。頭蓋骨メキメキゴリゴリ。うん馴れた

 

少年の頃新鮮に感じていたあの感覚は、全て既知のものとなってしまったのだ。たった3回のくせに

 

問題はその間、先生方のおっ○いが僕の頭や腕に当たりっぱなしだったことだ。

オイオイオイ……これが大人の世界ってやつか。大人って! 大人って!

そんなことを考えながら僕の理性はもうmdfsがだfdkjkささ 違う!! こんなことが言いたいんじゃない!!

 

話を戻します。

 

 まあなんだかんだで上手く歯は抜けたわけだ。前々回と同じ下顎の歯だったけれど、生えてる方向と大きさが大したことなかったので割とあっさり。

 

だけどこの後地獄が待ってた

 

 とりあえずガーゼを噛んで病院を出る。処方箋をもって近くの薬局に行くわけだが、そのあたりからズキズキ若干痛みが。

季節は夏真っ盛り。汗も出れば血の巡りも良い。ドクドク出血するんだこれが。

 

まぁ血なら毎回出なれてるんで問題じゃないけど、今回は痛み止めの処方が異様に遅かったの。

その建物の中にいるのって僕とおばあちゃんとおっさんの3人しかいないのに、異様に薬が出るのが遅い。

 

20分経過――

 

 ヤバイ。マジでヤバイよ。本格的に麻酔が切れてきたみたいだ。脳みそわし掴みにされるような頭痛がズキンズキンとやってくる。

 

うううういてえええええええ!!!!

 

気づいたら僕は大粒の涙を流していた。

ああ、おかあさんが言ってたことって、これなんだ……

 

声を出してなくとか言うレベルじゃない。痛くて声も出ない。つか、声出すと頭に響いて余計痛い。

「ぅぅぅぅぅぅぅぅ」と声にならない嗚咽をあげて涙を流す。隣に座ってるおばあちゃんがのんきに「今日もいい天気ねぇ」と話しかけてくる。

 

ぼく「ひゃい、ほうれふね(そうですね)……」

 

僕、泣いたまま相槌を打つ。

本当に傷口からヤバイバイキンが入ってきたのかと思った。死ぬのかな俺……みたいな

 

 30~40分ほど経過してやっとのことで薬が処方されたのだけど、本当に痛かったです。

前二回の抜歯も、痛み止めがなかったらこんな地獄だったんだろうな。麻酔とか、痛み止めがある今の世の中ってホント幸せだと思った22歳の昼。

 

今回は痛み指数(相対)で言うと間違いなく100。下腿を勢いよくダブル骨折しても泣かなかった僕がボロボロ泣いたから

 

次はいつかな?

 こんなこと言ってるけど、もしかしたらもう済んでるかもしれないんだ。

というのも、22歳のときに別日に4本目の治療を受けたような気もするし、どうだったかなぁ。

とにかく、右下のインパクトが強すぎて同時期の治療は記憶に残ってないんです。

ああ、治療記録とかちゃんと調べてみようかな。

 

 みんなも親知らず抜いたときは横着しないように薬とかちゃんと飲もうね。

マジで痛いから。俺泣いちゃったから!!!!

 

そんな話です。

 

 

エンド